iOS12以降、iOS端末には「スクリーンタイム」が実装され、端末やアプリの使用時間を把握することが出来ます。また、単なるレポート機能に留まらず、使用や閲覧の制限設定、プライバシー保護機能などが搭載されているため、たとえばお子様がiPadを安全に使用できるよう管理運用することも可能です。今回は、この便利なスクリーンタイムについて、設定したiPadのスクリーンタイムパスコードを解除する裏ワザをご紹介いたします。
- iPadスクリーンタイムをオンにする手順は?
- iPadスクリーンタイムをオフにする手順は?
- アプリの機能を制限する方法は?
- コンテンツを制限する方法は?
- iPadのスクリーンタイムパスコードを解除する裏ワザは?
iPadスクリーンタイムをオンにする手順は?
01「設定」>「スクリーンタイム」と進んでいきます。
02「スクリーンタイムをオンにする」をタップしてください。「続ける」をタップしてください。
03自分用か子供用かの選択をします。今回は、例として子供用を選択します。
04休止時間を設定してください。
05コンテンツとプライバシーの説明を読み、「続ける」をタップしてください。
06任意のスクリーンタイムパスコードを入力して完了です。
iPadスクリーンタイムをオフにする手順は?
01「設定」>「スクリーンタイム」と進んでいきます。
02「スクリーンタイムをオフにする」をタップしてください。
03もう一度、「スクリーンタイムをオフにする」をタップして完了です。
アプリの機能を制限する方法は?
01「設定」>「スクリーンタイム」と進んでいきます。
02「コンテンツとプライバシーの制限」をタップします。
03スクリーンタイムパスコードを入力します。
04「許可されたApp」をタップします。
05アプリ一覧から制限したいアプリをオフに変更します。
Webコンテンツを制限する方法は?
01「設定」>「スクリーンタイム」と進んでいきます。
02「コンテンツとプライバシーの制限」を選択します。
03スクリーンタイムパスコードを入力します。
04「コンテンツ制限」をタップします。
05「Webコンテンツ」をタップします。
06希望する制限、許可の設定を行って完了です。
iPadのスクリーンタイムパスコードを解除する裏ワザは?
iPadに設定したスクリーンタイムパスコードを解除するには、以下の裏ワザがあります。
パスコードをリセットしてみる
スクリーンタイムパスコードをリセットして、再設定する方法です。
01「設定」>「スクリーンタイム」と進んでいきます。
02「スクリーンタイム・パスコードを変更」を選択します。
03次の「スクリーンタイム・パスコードを変更」も選択します。
04パスコード入力画面の下部にある「パスコードをお忘れですか?」を選択します。
05Apple IDとパスワードを入力後、「OK」を選択します。
06パスコード入力画面となるので、任意のパスコードを設定します。
07確認画面となるので、再度同じパスコードを入力して完了です。
iPadを初期化する
iPadを工場出荷時の状態にする方法です。iPadは再度初期設定を行うことになります。バックアップデータをしっかり取っておきましょう。
01「設定」>「一般」>「転送またはiPadをリセット」と進んでいきます。
02「すべてのコンテンツと設定を消去」を選択します。
03パスコードの入力を求められた場合は、入力します。(スクリーンタイム・パスコードではありません)。
04リセットしますという表示が出るので「iPadを消去」をタップします。
05最終確認の表示が出るので「iPadを消去」をタップします。
06Apple IDとパスワードの入力を求められた場合は、入力します。
07初期化完了後、初期設定を行うことが出来ます。
PassFabスクリーンタイムパスコード解除ツールを利用する
iPadでの操作がうまくできない場合は、専用の解除ツールを使って解除を実行するのも有効な裏ワザの1つです。PassFab iPhone Unlockerは、PCとiPadをつないで、簡単な手順で解除を行うことが出来ます。また、実行時にはパスコードやApple IDを求められることもありません。
01iPadの「iPhoneを探す」機能が有効であれば、オフにします。
02PCにインストールしたPassFab iPhone Unlockerを起動します。「スクリーンタイム・パスコードを解除」をクリックしてください。
03iPadをPCにつなぎます。iPad側に、コンピューターを信頼するか表示が出たら「信頼」をタップします。
04「解除開始」をクリックすると、解除が実行されます。
まとめ
iPadスクリーンタイムパスワード解除の裏ワザや各設定について、ご紹介しました。スクリーンタイムは、お子様が適切にiPadを利用することが出来るようサポートする、保護者の強い味方です。上手に使いこなしてiPadの安全管理を行いましょう。万一、スクリーンタイム・パスコードの解除に失敗したトラブルに見舞われたときには、PassFab スクリーンタイム解除専用ツールも視野に入れて、速やかに解決することをおすすめいたします。
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