みなさんはFace IDという言葉を聞いたことはありますか。iPhoneユーザの中では、Face IDをうまく利用できず「画面ロック解除できない!」といった不満を持った経験がある人も多いのではないでしょうか。今回は、iPhoneのFace IDが使えないという緊急時への解決方法を5つご紹介します。この記事を読めば、あなたも明日から長年の悩みを解決できて、安心して日常生活を送れるようになるかもしれません。
Face IDとは?
Face IDとは、Appleが開発したiPhoneシリーズに搭載されている顔認証システムで、用途としては画面ロック解除や購入時の認証などに用いられます。従来のiPhoneでは、ホームボタンに指をあてて認証するTouch IDと呼ばれる指紋認証システムが用いられていましたが、iPhoneX以降で指紋認証機能の代替として導入されました。ちなみに、Face IDの仕組みとしては「TrueDepthカメラ」と呼ばれる部品で顔の特徴点の読み取っているようです。

iPhoneのFace IDを設定する方法は?
まずはiPhoneやiPadでのFace IDの設定手順を紹介します。前章で記載したようにiPhoneX以降、iPad Proでのみ対応しているのでご注意ください。
01次の順で選択します:「設定」->「Face IDとパスコード」を押下します。
02「Face IDを設定」を押下します。
03iPhoneを縦向きに持ち、iPhoneの真正面に顔が来るように準備します⇒「開始」を押下します。
04顔が画面内に表示されるフレーム内に収まるように準備します⇒円を描くように顔をゆっくり動かします。(最初のスキャンです)
05最初のFace IDのスキャンが終了したら「続ける」を押下します。
06もう一度Step4と同様に、円を描くように顔をゆっくり動かします。
07「完了」を押下します。
iPhoneのFace IDを解除する方法は?
次に前章で設定したFace IDを使って画面のロック解除する手順を紹介します。なお、本機能を用いるには事前に以下手順で設定をお願いします。
「設定」->「Face IDとパスコード」を押下します⇒「iPhone(またはiPad)のロックを解除」をタップします。
01iPhoneまたはiPadを手前に傾けてスリープ解除します。
02ロック画面の下端から上方向にスワイプします。
03【iPhoneの場合】縦向きに持ち、顔を画面に近づけます。【iPadの場合】縦向きor横向きに持ち、顔を画面に近づけます。
iPhoneのFace IDが使えない場合はどうする?
前章まではFace IDの設定とFace IDを用いた画面ロック解除をご紹介しましたが、ここからは設定したはずのFace IDが上手く機能しないときの対処法を5つ紹介します。
Face IDをリセットする
01次の手順で選択します:「設定」->「Face IDとパスコード」を押下します。
02「Face IDをリセット」をタップします。(登録済Face IDを一度消去されます)
iPhoneを強制再起動する
01音量を上げるボタンを押下して素早く放します。
02音量下げるボタンを押下して素早く放します。
03サイドボタンを長押しします。(約2~3秒)
iPhoneを最新のOSバージョンに更新する
01次の手順で選択します:「設定」->「一般」->「ソフトウェア・アップデート」を押下します⇒画面に現在のiOSのバージョンとアップデート有無が表示されます。
02アップデートありの場合は、最新のバージョンへアップデートします。
Face IDがオフになっていないか確認する
01次の手順で選択します:「設定」->「Face IDとパスコード」を押下します。
02「iPhoneのロックを解除」がオンされているか確認します⇒「iPhoneのロックを解除」がオフの場合はタップしてオンにします。
PassFab iPhone Unlockerを利用してみる
最後にPassFab iPhone Unlockerを用いたロック解除方法を紹介します。Face IDで画面ロック解除できない場合だけでなく、iPhoneでパスコードを忘れたり何度も誤ったパスコードを入力したりした場合にも、iTunesやiCloudなしに数分でiPhone画面ロック解除できる便利なツールです。
01PassFab iPhone Unlocker をPCにダウンロード&インストールします。
02起動したメインインターフェース画面で、「解除開始」ボタンを押下します。iPhoneをPCに接続します。
03「開始」をクリックします。(接続したiPhoneのパスコードが削除されます)
04iPhoneのパスコードを解除するための最新iOSのファームウェアが自動で検出されます。⇒ファイルの保存先のパスを設定し「ダウンロード」ボタンを押下します。(対象のファームウェアがPCにダウンロードされます)
05ダウンロード完了後、「解除開始」ボタンを押下します。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回はFace IDが使えない場合の対処法に関して紹介しました。みなさんのお役に立てておりましたら幸いです。また、最後にご紹介したPassFab iPhone画面録画ソフトはPCさえお持ちでしたら、誰でも簡単にロック解除のお悩みを解決してくれる非常に便利なiPhoneロック解除ツールです。中古のiPhone購入時や画面のパスコードを複数回誤って入力してしまった時など緊急時の様々な場面で利用可能なツールです。身近でこんなお困りごとを見つけたら是非本ツールをご紹介してみてください。