『 パスコードを忘れてiPhoneロック解除出来ない。パソコン使用なしに初期化したい。』
『 登録したパスコードが認証されず、数回間違えてロックされた。iphoneのロックが解除できず困ってます。』
最近では、指紋やface IDを使用して画面 ロックを解除することに慣れています。そのため、iPhoneのパスワードを忘れて、画面のロックを解除できないことがよくあります。また、iPhone パスワードの誤入力回数が制限を超えると、デバイスが自動的にロックされ、使用できなくなります。今回は、iPhone 画面 ロックを解除できない場合の対処方法について紹介します。
- 対処1:iTunesからiPhone 画面 ロックを解除する
- 対処2:iCloudの「iPhoneを探す」からiPhone ロックを解除する
- 対処3:「iPhoneを復元」でパスコードを解除する
- 対処4:iPhoneパスコード解除ツールを使用して、画面ロックを解除する
対処1:iTunesからiPhone 画面 ロックを解除する
一つ目はiTunesを使った方法です。過去に一度もiTunesでバックアップを取ったことがない場合はこちらを実行してください。なお、iTunesでバックアップしたことがある場合は「3.「iPhoneを復元」でパスコードを解除する」を参照してください。
- 01
まず、iPhoneを以下の方法でリカバリーモードにします。
iPhone 8以降のモデル
電源オフスライダが表示されるまでサイドボタンと片方の音量ボタン(上げる or 下げる)を同時に押し続けます。
次に、スライダをドラッグしてiPhoneの電源を切り、サイドボタンを押したままPCに接続してください。
iPhoneがリカバリーモードになるまでサイドボタンは放さないでください。
iPhone 7および7 Plusの場合
- まずサイドボタンを長押しして電源オフスライダを表示させます。
- 電源を切ったら、音量下げるボタンを押したままPCに接続します。
- 音量を下げるボタンはリカバリーモードになるまで押し続けてください。
iPhone SE(第1世代)及びiPhone 6s以前のモデル
- サイドボタン(またはトップボタン)を長押しして電源オフスライダを表示させます。
- 電源を切ったら、ホームボタンを押したままPCに接続し、リカバリーモードになるまでホームボタンは押し続けます。
- 02
このようにしてiTunesに認識されたiPhoneを選択すると、次のようなウィンドウが表示されます。二つの選択肢のうち、[復元]を選択してください。
- 03
「工場出荷時の設定に戻してもよろしいですか?」と表示されたら、[復元とアップデート]を選択してください。
- 04
するとiPhoneの初期化が始まりますので、しばらく待機します。
- 05
初期化が終わったら、iCloudなどからバックアップデータを復元することで再びiPhoneが使用可能になります。
対処2:iCloudの「iPhoneを探す」からiPhone ロックを解除する
iPhone, iPadなどのパスコードを忘れた端末の「iPhoneを探す」機能がオンの場合は、iCloudを使って遠隔操作で初期化することにより、パスコードロックを解除することが可能です。
iPhone, iPadなどの「iPhoneを探す」アプリを使った方法とブラウザサイトにアクセスしてやる方法の2通りがありますが、今回はブラウザサイトからやってみましょう。
01まず、「iPhoneを探す」のページにアクセスします。
02Apple IDとパスワードを入力し、「iPhoneを探す」にログインします。
03すると、iPhoneの現在位置周辺の地図が表示されます。
04上部の「すべてのデバイス」をクリックし、パスコードが分からなくなったiPhoneを選択します。
05すると、選択したiPhoneに対して行う操作メニューが表示されます。[iPhoneを消去]をクリックしてください。
06次のようなウィンドウが開くので、[消去]をクリックします。
07iPhoneが初期化されますので、終わったら必要に応じてiTunesやiCloudなどからバックアップを復元しましょう。
対処3:「iPhoneを復元」でパスコードを解除する
過去にiTunesに繋いだことがある場合は、バックアップから復元を行うだけでパスコードを解除することができます。ただし、「iPhoneを探す」がオンだとこの方法は使えないため、その場合は先ほど紹介したリカバリーモードを使った方法を試してみてください。
01まず、ロックされたiPhoneをPCに接続します。
02次に、iTunesを起動させます。
03左上のiPhoneアイコンをクリックするとiPhoneの管理画面になります。メニューから[iPhoneを復元]を選択してください。
04次のようなダイアログが表示されたら、[復元]をクリックしてください。
05最新のソフトウェアをダウンロード後、初期化が始まります。
06初期化が終わると、iTunesが次のような画面になりますので、「このバックアップから復元」を選択して[続ける]を押してください。
07復元が終わったら、iPhoneの再設定やアプリの再ダウンロードを行うことで再び使用可能になります。
対処4:iPhoneパスコード解除ツールを使用して、画面ロックを解除する
最後に、iPhone専門のパスコード解除ツールを使った方法をご紹介します。PassFab iPhone Unlockerはその一つで、ここまで紹介してきたiTunesやiCloudを使った方法のような複雑な手順なしで簡単にiPhoneパスコードを削除することができます。また、「iPhoneを探す」が有効であろうと無効であろうと使えるのも魅力です。以下ではその方法を見ていきましょう。
01まずはPassFab iPhone Unlockerをインストールしましょう。インストール後、自動的にソフトが起動するので、左側の[解除開始]を選択します。
02次に、パスコードロックされたiPhoneをPCに接続します。 [開始]ボタンが表示されるので、そちらをクリックしてください。
03パスコード解除に必要な最新のiOSファームウェアをダウンロードします。ファームウェアは自動的に検出されるので、保存先を指定後[ダウンロード]ボタンを押してください。
04ファームウェアがダウンロードされたら、いよいよロック解除の段階です。[解除開始]ボタンを押してください。
05パスコードの解除に成功すると、次のような画面になります。iPhoneを開くと、パスコードなしでも操作できるのを確認できます。
まとめ
以上、iPhoneのパスコードを忘れてロックが解除できなくなった場合の解決策を幾つかご紹介しました。iTunesを使った方法、iCloudを使った方法などがありましたが、どれも複雑な操作であること、および「iPhoneを探す」機能が有効かどうかによって方法が変わるなど、少し紛らわしかったかもしれません。
それに対して、PassFab iPhone Unlockerはどんな場合でも、また指示に従ってボタンを押すだけという単純明快な操作でパスコードを解除することができます。iPhoneのパスコードを忘れて途方に暮れている方には、まずPassFab iPhone Unlockerを利用してみることをオススメします。
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