iPhoneがセキュリティロックアウトされた場合の解除方法はご存じでしょうか。実は、iPhoneのセキュリティロックアウトは勝手にかかるケースもあるため直し方を知っておくと安心です。仕事など急ぎでiPhoneを使いたい状況なのにセキュリティロックアウトされていたなんて状況に陥っても、パソコンを使わずに直す方法を知っていれば困りません。そこでこの記事では、iPhone/iPadがセキュリティロックアウトされた場合の解除方法を詳しくご紹介します。
iPhoneのセキュリティロックアウトとは?
iPhoneのセキュリティロックアウトとはiPhone画面ロックを解除するために入力するパスコードを連続して間違えた場合にiPhoneが一定時間使えなくなる仕組みを指します。セキュリティロックアウトがかかるとiPhone画面に「セキュリティロックアウト ●分後にやり直してください」と表示され、規定の時間が経過するまでパスコードの入力ができません。
iPhoneがセキュリティロックアウトになった原因は?
画面ロック解除に必要なパスコードの入力を連続して間違う以外にもiPhoneがセキュリティロックアウトになるケースがあります。
- iPhoneのパスコード入力に失敗した
- ゴーストタッチのトラブルが発生した
- 画面の不具合でパスコードが誤入力された
自分でパスコード入力に失敗する以外にもゴーストタッチや画面の不具合によってiPhoneのセキュリティロックアウトが勝手にかかり、驚いたという話はよくあります。iPhoneがセキュリティロックアウトされた場合は焦らず一定時間を置いてから正しいパスコードを入力しましょう。
iPhoneのセキュリティロックアウトを解除する方法は?
それでは、iPhoneのセキュリティロックアウトを解除する方法を見ていきましょう。
PassFab iPhone UnlockでiPhone/iPadのロックを解除する【パソコンあり】
まずご紹介するのはiPhone画面ロックを解除する専門ソフトを使ってロックを解除する方法です。PassFab iPhone Unlockは画面の指示に従って操作するだけでiPhoneセキュリティロックアウトが解除できる非常に使いやすいツールです。さらに、Apple IDの削除、スクリーンタイム・パスコードの解除、MDMロックのバイパスと役立つ機能を備えます。PassFab iPhone Unlockは保護解除の際にはApple IDやパスワードの入力を必要とせず、短時間で作業が完了するため素早くセキュリティロックアウトを解除してiPhoneを使える状態にしたい場合に最適な解決策です。
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PassFab iPhone Unlockをパソコンにダウンロードしてインストールします。
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PassFab iPhone Unlockを起動して「解除開始」をクリックします。
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iPhoneをパソコンに接続して「開始」を押します。
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「解除開始」をクリックします。
リカバリモードにする【パソコンあり】
iPhoneのセキュリティロックアウトをリカバリーモードで直す場合はiTunesがインストールされたパソコンが必要です。
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iPhoneをUSBケーブルでパソコンに接続してiTunesを起動します。
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iPhoneを操作してリカバリーモードを起動します。
- iPhone 8以降:
- iPhone 7 / 7 Plus:
- iPhone 7以前:
ボリュームアップボタンを押して離し、ボリュームダウンボタンを押して離し、スリープボタンを長押しします。
スリープボタンとボリュームダウンボタンを同時に長押しします。
スリープボタンとホームボタンを同時に長押しします。
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「復元」をクリックして初期化を開始します。
「探す」で初期化する【パソコンなし】
「探す」で初期化するとiPhoneのセキュリティロックアウトがパソコンなしで解除できます。「探す」を使用するにはデバイスのiPhoneを探すの設定がオンになっている必要があります。
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ブラウザでiCloudにアクセス後、AppleIDとパスワードを入力してサインインします。
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「iPhoneを探す」をクリックします。
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「すべてのデバイス」から該当のiPhoneを選択します。
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「iPhoneを消去」をクリックします。
iTunesを通じてiPhone/iPadを初期化する【パソコンあり】
iPhone/iPadのパスコードを忘れた場合、iTunesを通じてiPhone/iPadのセキュリティ保護を解除することができます。この場合、過去にiTunesと接続したことがありバックアップを保存する設定にしていたならパスコードロックがかかった状態でiPhoneのバックアップを取ることができます。バックアップの条件を満たしているケースではパスコードロックがかかっているiPhoneをiTunesに接続し、最新のバックアップを作成してから初期化を始めましょう。
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iPhoneをUSBケーブルでパソコンに接続してiTunesを起動します。
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スマホアイコンを押します。
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概要にある「iPhoneを復元」をクリックして初期化を始めます。
iPhoneを消去して、セキュリティロックアウトを解除する【パソコンなし】
最後に紹介するのはiPhoneを消去してセキュリティロックアウトを解除する方法です。でも、この方法を使うと以下の条件が必要で、ご確認ください。また、セキュリティロックアウトを解除している途中で、Apple IDの入力が必要となるため、Apple IDを忘れた場合、この方法は使用できません。
条件1:iOSバージョンが15.2以降
条件2:「探す」機能がオンになっている
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「セキュリティロックアウト 15分後にやり直してください」という画面が表示されるまで間違ったパスコードを連続で入力し、右下に表示される「iPhoneを消去」をタップします。
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「すべてのコンテンツと設定を消去」の画面でもう一度「iPhoneを消去」をタップし、Apple IDのパスワードを入力してApple IDからサインアウトします。
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再度「iPhoneを消去」をタップすると、iPhoneが初期化されてセキュリティロックアウトが解除されます。
iPhoneのセキュリティロックアウトになると、どれくらいの時間がかかるの?
iPhoneでパスコード入力を5回間違えると1分、6回目は5分、7・8回目は15分、9回目は1時間とセキュリティロックアウトがかかります。10回目のパスコード入力を間違うとiPhoneはパスコード入力を受け付けなくなり、設定によっては自動的にデータが消去されますので注意が必要です。
セキュリティロックアウトからiPhoneを消去すると、どうなる?
セキュリティロックアウトからiPhoneを消去すると、以下の結果が生じます。デバイス内のすべてのデータが削除され、設定が初期化されます。また、ロックも解除され、デバイスが使用可能になります。ただし、データは復元できないため、重要なデータはバックアップしておく必要があります。この操作を行うには、Apple IDやパスコードなどのアカウント情報が必要となります。具体的な手順や条件は、使用しているiOSバージョンやAppleの公式サポートドキュメントに従う必要があります。
まとめ
この記事では、iPhoneのセキュリティロックアウトの解除方法をご紹介してきましたがPassFab iPhone Unlock、リカバリーモード、iTunesを利用する場合はパソコンが必要となり、「探す」から初期化する場合は他のスマホやiPadなどのタブレット端末から可能です。パスコードの入力を間違わなくてもiPhoneのセキュリティロックアウトは勝手にかかることがあるため直し方を知っておくと役立ちます。PassFab iPhone画面ロック解除ソフトは難しい操作やApple IDパスワードなどを入力することなくセキュリティ保護を解除できる使いやすいツールです。